新たな地理空間情報を模索する制作部門

現在やっている仕事の内容について教えてください。
お客様の課題解決のために地理空間情報を活用した地図やGIS データの制作をしています。意識している事は地理情報を中心に、わかりやすい表現で情報を整理してエンドユーザーに重要な情報を効果的に伝えることです。例えば「ハザードマップ」があります。この地図には情報中心の「啓発面」とハザード情報を描いた「地図面」があり、一般的に、災害時の被害を視覚化した地図面をイメージする方が多いと思いまが、「啓発面」の表現も重要です。危険個所を図解で整理等し、イラストや図表を多用しています。これが『メディア・ユニバーサル・デザイン』という考え方で、色の見分けのしづらい方、高齢者、日本語の読めない外国人など、「誰もが使いやすく、見やすい」ことに配慮したデザイン的表現です。こうした地図を中核に周辺の情報まで配慮して「伝える」ことを仕事としています。