地図での課題解決を提案する営業

現在やっている仕事の内容について教えてください。


官公庁を中心にセールスを行っています。業務としては「受注前」と「受注後」のフェーズに分かれると思います。まず、「受注前」は提案営業というスタイルです。お客様の相談に乗りながら企画を提案していきます。当社の強みである地理空間情報の活用や地図制作が多いですが、顧客の課題解決の助けになり、自社のリソースを少しでも活用できるテーマがあれば積極的に提案をしています。「受注後」はお客様とコミュニケーションを重ねながら、時間とコストの制限の中で顧客の想いをカタチにしていきます。具体的にビジュアルに仕上げるのは制作部ですが、お客様と制作の間に立ちディレクションしていくのは営業の役割となります。こうして成果物が納品されるまで、長い案件で半年程度かかります。


やりがいや楽しさを感じる部分、大変な部分を教えてください。


訪問していくなかで、いろいろ相談してくれる間柄になることは純粋にうれしいです。多くの会社の中から、当社にお話を頂ける、頼りにしていただけるからです。自治体や企業の業務の中には「プロポーザル」や「コンペ」といった形の業者選定方式があります。提案書やデザイン案で受注会社の決定をするスタイルですが、事前にお客様の悩みや課題に耳を傾けておくことで、より具体的な解決策を提案書に盛り込めます。「さまざまな営業先でヒアリングを重ねる」という地道な活動が役に立つ瞬間です。競争力の高い案件が多いですが、プレゼンをして採用通知が来たときはとても達成感があります。大変なところは、移動が多いときもあることです。当社はモバイルワークや直帰がしやすい働き方ですが、訪問先から会社に戻らざるを得ない状況があったりと、受注前だったり、全社的に忙しい年度末だったり、非常に慌ただしい…という時期はたまにあります。

入社前と入社後のギャップがあれば聞かせてください。


新人教育に関していい意味でギャップがありました。学生時代は様々なアルバイト経験はあっても、社員として勤めた経験はなかったので、新人教育もアルバイトで受けた研修のようなものだと思っていました。自分が想像した以上に先輩方のサポートが厚かったことです。教育係(メンター)として担当してくれた先輩だけでなく、配属先の先輩社員それぞれにさまざまな業界の営業訪問に同行させてもらい、研修期間を終えた後でも「新人の経験になるのではないか?」という業務があればお声かけをしてくださり、さまざまな実務に関わらせてもらえました。入社して間もない新人としては、ものすごく安心感がありました。また、そのように先輩方が接してくださるからこそ、自分に後輩ができたときにも自然とサポートしてあげようという気持ちになれました。

今後の目標を教えてください。


まずは「お客様の目的を汲み取れる営業になる」ことです。営業は仕事を受注することが重要と考えがちですが、仕事の先にある「お客様の課題解決」を一番に考えたとき、早い段階で、お客様の目的を把握することが重要ではないか?と思います。目的を把握することでお客様により、効果的なご提案ができると共に、相談もしやすい「頼りになる営業だ」と思って頂けるのではないかと考えます。そうなるためには実務の経験もまだまだ必要ですし、何より日々の業務の中で、エンドユーザーにご満足いただける「お客様目線」でいることを忘れないよう心がけています。

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