地図での課題解決を提案する営業

現在やっている仕事の内容について教えてください。


主に道路の建設・管理や公共交通事業に関わる法人、地方自治体(府県や市町村など)への営業が私たちの中心業務です。お客様が抱える課題に対して、地図を使った企画提案を行っています。業務が受注になった場合は、お客様と打ち合わせを行い、その内容を整理して制作担当に引き継ぎ、完成まで担当していきます。また、業務によっては地図の作成エリアへ出かけて、地図を片手に現地調査を行ったり、取材や写真撮影を行うこともあります。弊社の大阪支店は少数精鋭であるため、営業を中心にしながら、臨機応変に制作のサポートも行っています。


やりがいや楽しさを感じる部分、大変な部分を教えてください。


入社した当初、先輩社員から「地図は鮮度が重要。生鮮食品のようなものだ」と教わりました。実際に、多くの地図制作に携わり、「まさにその通りだ!」と実感しています。例えば、年度末には、何本もの新しい道路が開通します。また、公共交通においては、春と秋の時刻改正の時期には、バス路線の統廃合や新路線が生まれます。そういった新しい情報を収集して、形にするのが私たちの仕事です。自分の手がけた地図を見て、今まで時間をかけてしか辿り着けなかった行楽地への経路が、少しでも早く行けるようになると、テンションが上がります。また、緻密な地図の制作業務はスケジュール管理が大変です。最初の作業が遅れると、全てが遅れてしまいます。年度末のような繁忙期には、10件以上の案件を同時進行で管理しなければならないこともあります。スケジュールについては、1日1回以上手帳とにらめっこしながら、頭の中で業務内容を整理し、他部署に迷惑をかけないように心がけています。今では期限までにやるべきことを整理し、期限が迫っていてもあきらめない姿勢が身につきました。


これから武揚堂でやってみたい仕事があれば教えてください。


東日本大震災をきっかけに、行政や地方自治体の防災意識が高まったことを、私は営業を通じて実感しました。また、私が小学生だった阪神淡路大震災の記憶は今でも残っており、自分自身も防災士の資格を取得し、家族や周囲の人たちを守るための知識を身につけました。防災士として、防災イベントやセミナーにおいて、ハザードマップの見方や災害時の位置情報の伝達手段などについて講演することがありますが、住民の防災意識が年々高まっていることを感じています。その中で、「ハザードマップをより分かりやすく見てもらうためにはどうしたらよいか?」「日々の生活の中で防災に関心を持ってもらうためにはどうしたらよいか?」など、紙の地図だけでなく、多角的なアプローチを用いて防災・減災に貢献する仕事に挑戦してみたいと考えています。

今後の目標を教えてください。


まだ小さい息子や娘が大きくなって、一緒に観光に出かけた時に、「この地図、父ちゃんが作ったんやでー!」と自慢できるようなものをたくさん作っていきたいです。また、大阪支店は現在、営業、制作を含め9名の少数精鋭のグループです。人数が少ない分コミュニケーションが取りやすいですし、チームでいいものが作れるように日々、精進しています。華やかな仕事ばかりではありませんが、自身がした仕事がカタチに残りますので、やりがいも大きいと思います。新しい仲間を増やし、大阪支店を盛り上げていくことが私の目標です。あきらめずに根気よく取り組むことができる若い力を待っています!


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