デジタル地図基盤の整備

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武揚堂の取り組み

当社では、GISデータとして、デジタル道路データの更新業務や地方自治体の道路管理データの整備・作成業務を行っています。例えば、納入しているデジタル道路データは、道路の開通情報や様々な経年更新の情報などを細かく整理分類し、地図のデータベースに登録しています。これにより、様々なニーズで利活用できる地理空間情報として整備されます。更新するデータ項目は相当数ありますので、綿密な情報収集が必要です。また、図面だけでは判断が難しい場合は、現地調査を実施することもあります。データのない時代から道路地図を作成してきましたが、情報を集め、地図上に編集する基本は変わりません。地道で根気のいる業務ですが、実際の活用シーンを見ると嬉しくなります。


地理空間情報システム

「地域住民の足」を地図で見える化~バス路線図~

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武揚堂の取り組み

地方の公共交通は、人口減少や運転手不足によってその維持自体が難しくなっています。同時に、高齢者の免許返納を促すと同時に、自家用車に頼らない交通手段の在り方が今、問われています。地域公共交通活性化のアイテムとして、「バス路線図」も活用されています。人口統計などの地理空間情報と高齢者の移動先であるスーパーや公共施設の位置関係を地図上で整理し、路線計画に役立てます。高齢者のニーズに合わせたバス路線を、大きな縮尺、誰にでも見やすい色づかいのユニバーサルデザインのバス路線図で作成します。完成した地図は、紙地図や駅の案内サイン、WEBサイトでの公開など、様々な場面で使用されます。新設したバス路線の存在を住民に認知させることで、活用促進につながっていきます。バス路線という、欠かせない「地域住民の足」の計画から広報まで、地理空間情報を活用した課題解決のお手伝いをいたします。


バス路線図の事例

現地調査も、情報のリリースも位置情報を活用

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武揚堂の取り組み

防災地図の避難ルートやハイキングマップの登山道の調査など、現地調査を実施しながら地図を作成する業務も少なくありません。近年ではGPSを搭載したスマートデバイスの登場で地図データと位置情報を確認しながら、現地調査が可能になりました。完成・納品した地図にも位置情報を付与し、デジタルデータで提供することでエンドユーザー側もスマートデバイス上で地図情報を表示しながら、現在地が確認できるようになりました。地理空間情報を活用することで防災マップもハイキングマップも、大きな紙面と小さなスマートフォンそれぞれの媒体特性を生かしながら利活用できます。地図が持つ普遍的な可能性を追求していきます。


紙地図×位置情報の活用例

各種専門主題図の作成

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武揚堂の取り組み

国や地方自治体、各公共団体が提供する様々な主題図も多く手がけています。現在、震災想定や用途地域の境界など、様々な情報が地理空間情報で提供されており、それらを最大限活用しながら地図を作ることが求められています。同時に、これらは公共の地図であるため、各主題の背景にある関係法令も考慮した表現でなければなりません。例えば、防災マップなら「災害対策基本法」、都市計画図なら「都市計画法」などです。また、ベースマップである基図も国土基本情報から測量法に則った作製方法が求められます。

仕事のやりがいは、縮尺や内容に応じて、業務の背景にある法令もしっかり考慮した上で、いかに見やすく表現し、情報を整理し、公共サービスとして社会に提供できるかです。納品後、お客様からの評価を頂いた時に感じる喜びが大きなやりがいとなります。これからも縮尺や内容に応じて、業務の背景にある法令も考慮し、表現として見やすく、情報として整理された地図を様々な場面へ提供し続けていきます。


地理空間情報コンテンツ制作

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